中国に行ってきた。雲南省の麗江という街に4日ほどいたのでご飯のメモをする。
1. やば辛ぶよぶよ、からの大連ヨーグルト
2. 雲南名物、米線
3. 変なフルーツ、ぱらみつ
4. チベット鍋・お茶
5. デパ地下水棲コーナー
◆ 0. 麗江基礎知識
・タイが近い→フルーツある
・標高2600mチベット近い→肉料理多め
・四川省も近い→辛いもの多い
山の中っす
◆ 1. やば辛ぶよぶよ、からのヨーグルト
麗江は屋台が色々出ていて、外で色々売っている。
見上げると山が連なっていて綺麗で、しらしらとした空の月も美しかった。調子に乗って市場併設の屋台で街中でよく見かけていたぶよぶよしたやつを頼んだ。やっぱ名産食べないとな。
お米のお餅的なやつにお醤油って感じか〜素朴な民族食って感じでかっこいいな〜いただきマンボ〜〜
この後ホテルで3時くらいまで胃が痛くて泣いた。辛すぎた。旅行者が残すのは申し訳ないと思って無理して食べてしまったが、普通にげーした。四川省が近いので辛いものが多いらしいとは知ってたけど凶悪な赤いパウダーが胃を刺し続けた。いかつかった。味?辛くて覚えてないです
次の日は超市(スーパーマーケット)とは名ばかりのポプラ的なコンビニでヨーグルトとバナナを買う。日本で食べている朝ごはんと全く同じである。ほーんたくさん種類あったけど大連…近くのチベット寄りの都市で作ってるのかおいち〜〜〜〜〜〜〜〜
この大連のヨーグルトが今回一番おいしかった。固すぎもせず柔らかすぎもせずゼラチンも使われていない普通のヨーグルト。デザインもかわいらしい。ただ1つ懸念があるとすれば賞味期限が…21日…?さすが中国4000年の歴史っすねえ!
その後もデパ地下でたくさん並んでいた中でオーガニックぽいものを購入。これ全部ヨーグルトだよ!すっげえ
ホクホクしながら外で座ってさあヨーグルト祭り開催ですと思っていたら物乞いのおじいさんが来た。なんとなくお金はだめだと思ってヨーグルトを一個あげたら写真に写ってるチベット僧が「あいつ!ヨーグルトあげよった!」みたいに爆笑してこれあげるんだよって1元くれた。物乞いのおじいさんはヨーグルトも取っていったし1元も取っていった。おじいさんは目が青くて、チベット僧は真っ赤なハイカットのバッシュ履いてた。
大連はヨーグルト天国との刷り込みがなされたので次は大連に行きたい。今のところ、かなりスイスでイメージされている。
◆2. 雲南名物、米線
ライスヌードルを透明スープで食べるって感じです。鶏が主流っぽいけど普通に牛とかもある。2店いけました。
これです。これを
ここの奥で頼むとお姉さんが麺をくれるから
手前の台にあるこれらを好きにかける
奥左から、ミント、たぶん辛い油、赤い粉、山椒の粉
中段左、刻み唐辛子、ニンニク、トマト、砂糖か塩
前列左、高菜、パクチー、ニラともやしの浅漬け的なもの
です。いやミントとトマトあるんかい。
鶏を頼んだら色んな部位が入ってくるので、小骨はテーブル横のバケツに捨てる
店先にいたお兄やん、首に「道」ってタトゥ入ってた。
もう一店舗はチェーン店ぽくてお店の人が全部目の前で混ぜてくれました。20元でおよそ300円くらい。
◆3.変なフルーツ、ぱらみつ
はむ、波夢蜜…仏教徒のなんかか?
麗江で見かける果物はどれも知っているもので、南国っぽさをドラゴンフルーツとスターフルーツで感じるくらいだった。
しかし唯一知らなかったこのフルーツ、生でパックされてたので衛生上一度は諦めたがどうしても気になり、空港に行く直前に買ってバスで食べた。
おいち〜〜〜〜南の味〜〜〜〜でも半分くらい痛んでたからやっぱ大きな店の買っとけばよかった〜〜〜
調べたら波羅蜜と書いてパラミツと呼ぶようで、パイナップルを若干ドリアンぽい香りに寄せたっぽい南国って感じ。もちゃもちゃさくさくしていて朝ごはんに毎日食べたい。南アジアの呼称がたくさんあって日常的な果物なんだろうなあ。ジャックフルーツとも呼ばれてるらしく栄養ある!スーパーフルーツ!みたいな紹介のされ方をしていた。知らなかったです。また食べたいし、次から旅行にはすぐに皮を剥けるナイフを持って行こうと思う。
◆4. チベット鍋・お茶
チベット料理の店があったので、初日は疲れもあり手近で済ませようと思い入ったら肉が漫画の肉だった。
ここで飲んだお茶が変に香ばしく、変な形のお茶殻だったので探したらお茶の葉ではない代用茶、そば茶だった。苦荞茶と言うらしい。
2つも買ってしまった。パッケージもチベットモチーフ。香ばしくて美味しいけど、お茶殻がかなり見たことのない形で慣れるのに時間がかかる。雲南省はお茶の産地のようで、紅茶も買ったのだが全然渋みがなく香りも優しいので、安物をつかまされたのでなければ色々なお茶が体験できてよろしい。
5. デパ地下水棲コーナー
デパ地下でお惣菜チェックしようとしたらワニがいた。
このデパ地下、水辺のお友達がたくさんいて指定すると調理してくれるらしい。
日暮里とかのやばいアクアリウム屋だよ
でもさ、一見亀うわー、エイうわー、と思うけど「健康にいい」「美容に」とか言われたら俄然食べるじゃん?私は論理と納得でものを食べている。
こんな感じで本土のご飯はほぼ1食500円以内に収まってしまったのでこの後ペニンシュラで上海蟹を食べまくってしまった。予算消化ということにするし、普通に同じ金額出すならホテルじゃない所のほうが多分美味しかったのではと思うが楽しかったのでよし。
雲南省ご飯、よく考えたらまともなものはあまり食べていなかったが、大連のヨーグルトとパラミツがとてもよかった。大連は白を高貴な色とする民族がいるらしいのでかなり行きたい。
帰りの飛行機は以前アメリカから帰るときにイキってヒンズーベジの機内食を頼んだ所、まじに胃が痛くなり死ぬかと思ったので、今回はDean&Delucaのマフィンとヨーグルトで済ませた。機内食PTSD、どうやったら治るんだろうな、亀かな。
麗江はお花も有名