兎波走り

死にたくない

リュックサックを持ち直すたびに思い出すコントはシソンヌのやつ

去年、リュックサックを解禁した。


それまでリュックはなんだか格好悪いと思っていたので、本格的に使い始めるのが去年になった。思ってたより便利で気に入っているのだけど、からげて(かついで?)いる時に毎回思い出すコントがある。

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シソンヌという人たちのコントなんだけど、私は結構好き。

 

◇お笑いにどう接してきたかの話◇

今までお笑いは見たことも興味もほぼ全くない生活を送ってきていて、辛うじて

さらば青春の光のパワースポットのやつ
・M1流し見していてすごーってなったノンスタイル鳥人
・流し見していたおもしろ荘の肘神さま

くらいしか覚えていない。


テレビでやっている賞レースをあっ今日これなんだ〜で見てきた程度で、お笑いライブも知らなかったし、行こうとも思わなかった。なんか小さくて汚くて空気悪そうだし…ラジオも聞かないしジャンプは漫画だけ読んで終わり。大喜利も読んでいたテキストサイトの管理人が出るから知ったが、それまで読んでいたファミ通町内会botとのつながりを数年気づかずにいた。なので、ボケとツッコミや、いわゆる「流れ」、そもそも「笑う」ということに価値をそこまで見出せず、人が笑う仕組みもなんだかよくわからないままここまできてしまった人間が大喜利をやっていることにまあまあ引け目を感じているのが現状です。大喜利で会う人はみんなラジオを聴いたり全通したりしていた。
◇◇◇

 

このコントを「お笑い」というジャンルのものだと思うとなんだか違和感があるのは、私のお笑いイメージがでんがなまんがなで止まっているからかもしれない。笑うより、なんかちょっと泣きそうになってしまう。自分や、自分に近しい人をなんだか重ねてしまうからでしょうか。頭の中の保存場所としてはベイビー・ドライバーと少し近い場所にしまってある。ベイビー・ドライバーは小さな作品だけどNetflixで見られるからかなり見てほしい。

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ここまで書いて思い出したけど、生まれて初めて生で見たコントは、同じくシソンヌの服屋のコントだった。逮捕の時着る服を選ぶやつで、結構へえーって思って好きで、コントいいなあと思ったのを思い出した。その数カ月後、なんかむちゃくちゃお笑い!みたいな業界に行くことになる。

 

自分は名作の条件は、その時には何も思わなくても後から思い出すものだと思っていて、この条件に照らし合わせるとこのコントはかなり名作になる。少なくとも、リュックサックをかついで(背負って?)歩き始める時、私はほぼ毎日この姿勢を取って、このコントを思い出して、少し早足で歩き始めてしまう。名作だよ。

 

*参考リンク


シソンヌ
「大学デビュー」

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さらば青春の光 「パワースポット」

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流れ星 「ひじ神」

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そのほか好きなシソンヌ
「お楽しみくじ」

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お楽しみくじは、知り合いに教えてもらって頑張って見た。基本的に人が話しているのを見るのに10秒くらいしか集中できないのでかなり頑張った。これも変な人が出てくるだけなのだけど、こういうのもコントって言うんだなあそれならいいなあと思う。


「ばばあの罠」

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ばばあの罠は問答無用で笑うから、変な理由づけとかしてた自分だせえなあと思う。