兎波走り

死にたくない

キャッシュ

◆思考に文字が追いつかなくて気が狂いそうだ

 

放っておいても溜まる一方でどこにも消えていかない

メラトニンを飲んで機内モードにしてからが苦しい時間で、

あれはなんだっけ、一定期間でいらないデータが溜まって削除しないといけなくなる、キャッシュ?

そもそもなんでキャッシュというものが発生してしまうんだろう?機械の意外な一面ですね、好きになってしまう。

 

 

◆キャッシュ

 

何か読むものをくれとずっと思っている

 

本でも読めばいいのだがなぜか長らく読めなくなっている

理由はなんとなくはっきりしていて、以前何度か食事をしたことのあるNくんと一緒である:N君は食事に行ったお店で「その店の一番得意なもの」を頼む人だった。例えばA定食とか、ハンバーグとか、エビチリとか。なんでと聞くと「僕失敗したくないんですよ」と言っていた。その頃の自分は変なメニューを頼むのがある意味オモロというか一周まわった礼儀のように身に染み付いてしまっていたので彼の頼み方を見てそんなのありかよ、と若干驚いたのを覚えている。今まで徹夜したことがない社会人に会ったみたいな。それ許されるなら私だってそうしたいよ、という若干の羨望も混ざっていたような気もする。

 

失敗したくない。食事でそこまで思うことはついぞなかったが、本に関してかなりそう感じている自分がいる。失敗した時の嫌な気持ちが挑戦する気持ちを明確に上回っている。かなり嫌である。そりゃN君もエビチリを頼む。

 

しかし依然として何か読むものをくれと思っている。ツイート以上小説以下のなにかを探して毎日ネットを徘徊しているが、赤の他人のブログを掘るほどではない(たまにするが)

 

けれどこのところ、この「何か読むものをくれ」は自分が苦手な「立ち回りの人」と同じことかもしれないと思い当たって自分で自分の腹を殴って嘔吐してしまった。

 

「立ち回りの人」はたまに見る。彼らはエピソードトークをしない。もっぱら他人がさんざん提供した後、一言二言言って参加した感を出すのに長けている。そしてなぜかちょっとそれに誇りを持っているように見えて、他人をずっと評価している。ように見える。彼らに問題は全くないし、むしろ大人数の飲み会などでは会話が締まるので大変よろしいとされているし周りからの評価も厚いように見えるのだが、自分はとても疲れる時がある。なぜかはうまく言えないが、どこかでずるい、というと羨望がある感じになってしまうので羨望は抜きにしてほしいんだけど、いやお前も参加せえよ、と思う瞬間がたまにあるからかもしれない。ゴール芸、コスパを極めるのは必要だし楽しいと思う。それはそれで技術が必要だし、自分にそれはできないので分業なのは重々承知である。でもさあ、と思ってしまう自分は小学校6年の春から秋にかけてサッカークラブでMFを務めて、寒そうだったので冬に入る前にクラブを辞めている。チーム競技にとことん縁がない自分が悪いのかもしれないが、同じく会話のゴールを決めてくれる人で全然嫌な感じがしない人もきちんと存在する事を明記することで、100%こちらに非があるわけではないことを主張させてほしい。以前はこういう「何か楽しませてくれ」すら感じるスタンスに対してぶっ殺すぞ対応者がと思っていたが、それに比べて今はやや落ち着いたと思う(それがいいことなのかどうかはともかく)、あれですよね、「投げられたボールをいかに打つかだから」みたいな。はいはい聞いております。あんたはすごい、あーすごいなあ。あたしらみたいに汗かかないでここまで、すごい技術ですよ。はい。しかしこのところ若干の会食が行われた結果立ち回りできる俺かっけーはいあんたたちなんでも出し切ってねさんと邂逅してしまい非常に体力を削られてしまった。じゃあやらなければいいじゃんって?みなさんドヤ顔でそう仰るんですよね〜。こんな小者にいちいち疲れている自分が一番悔しい。握力5tを目指すしかない。と思っていたが悔しいどころか自分の中に似た部分をみつけて今必死でランダムにキーを打ってシェイクスピアを書こうとしている。お前はお前が想定しているそのどちらにもなりきれていないというのに、目の前を行き交う蜃気楼を涎を垂らして見続けた結果そら見たことか、もう餓死寸前だがそれはお前に値する

 

 

ここまで打っても頭にはまだワイヤーが詰まったままで、一向に解決しない

何か読むものをくれ

 

 

 

◆キャッシュ

 

しようと思っている話をさせてほしい

 

 

◆朝

 

朝の青の中でポートレート撮れなかったの一生覚えていると思う